金利が1%上がるとどうなる?
固定金利でない限り金利が上がると返済額も上がります!!
これはもう間違いありません!
ではどのくらい返済額が上がるのか!となれば、
把握している人はあまり居ないのではないでしょうか。
そこで借り換えのシミュレーションを数パターン行って、
金利が上昇した場合に返済額がどのくらい増えるのかを検証しているので、
その結果を紹介します。
金利上昇に伴う返済額の上昇額の目安
借入残高 | 毎月の返済額の上昇額(概算) | ||
金利+1% | 金利+2% | 金利+3% | |
1,000万円 | +4,300円 | +8,600円 | +12,900円 |
1,500万円 | +6,700円 | +13,400円 | +20,100円 |
2,000万円 | +9,300円 | +18,600円 | +27,900円 |
2,500万円 | +12,000円 | +24,000円 | +36,000円 |
3,000万円 | +14,500円 | +29,000円 | +43,500円 |
*簡易にするため+2%、+3%の場合の返済上昇額は+1%の倍数としています。
実際は+2%の返済上昇額は、+1%の2倍より少し大きい額になります。
借入当初に金利が上がると影響が大きい!
この表を見てもらえれば分かりますが、
返済上昇額は借入残高に比例して大きくなります。
そうなると借入当初と借入終盤を比べると
借入残高が多い借入当初に金利が上がるほうが、
より影響が大きいということなります。
ちなみに残存期間も返済上昇額に影響はしますが、
借入残高ほどの影響はありませんでした。
返済の総額がいくら増えるのか計算する方法!
この表の上昇額は毎月の返済額ですので、
返済の総額がどうなるかの計算方法を紹介します。
例えば借入金額2000万円、残存期間20年で金利が2%上昇した場合、
毎月の返済額の上昇額は表から+18,600円です。
それに月数分掛ければ、総額いくら増えるのか目安が分かります。
この例でいうとは約446万円増える計算になります。
18,600円 × 12ヶ月 × 20年 = 4,464,000円