事務取扱手数料とは?
事務取扱手数料は住宅ローン契約を締結する際に発生する
金融機関の事務手続きに対する手数料です。
これとは別に、保証会社との委託契約の手続き時にも
事務取扱手数料(保証会社手数料)が発生します。
このサイトでは同じ事務取扱手数料として扱っています。
事務取扱手数料は金融機関、契約するプランによって、かなり金額に幅があります。
数十万円の差になることもよくあるので、
諸費用の中でも特に注目すべき項目です!
事務取扱手数料に差がでる2つのパターン!
事務取扱手数料には固定金額のパターンと、
借入金額に比例するパターンの2つのパターンがあります。
このパターンの違いにより金額が大きく異なってきます。
パターン | 特徴 | 費用の目安 | 借入金額が 3000万円とすると |
備考 |
固定金額 | 安い | 5万円程度 | 5万円程度 | 金融機関により異なりますが、 おおむね3~10万円程度です。 |
借入金額比例 | 高い | 借入金額の2.1% | 63万円 | 金融機関によっては 半額の1.05%のケースもあります。 |
例えば借入金額が3000万円の場合、
固定金額のパターンでは借入金額に左右されず5万円程度ですが、
借入金額比例の場合では63万円にもなります!
このケースだと事務取扱手数料だけで50万円以上の差になります!!
かなり大きな違いになるので、
これも金利と併せて比較する必要があります。
なお固定金額のパターンは民間銀行に多く、
借入金額比例のパターンはフラット35があてはまります。
ただし民間銀行でも金利が安いプランの場合、
事務取扱手数料が借入金額比例のパターンになることがあります。